【交通事故ニュース】札幌市北区 環状通で車が信号機に衝突、北18西6交差点が停電し大混乱|現場状況と渋滞情報(2025年6月16日更新)
2025年6月16日(月)午後2時前、北海道札幌市北区北18条西6丁目の「環状通」に面した交差点で、乗用車が信号機の支柱に衝突する交通事故が発生しました。この事故の衝撃で信号機が大きく破損し、現場の交差点では信号が消灯する「停電」状態となり、交通が著しく混乱しています。現場は北海道大学にも近い、エルムトンネルの出口直後にあたる交通の要所です。北海道警察が現場で交通整理と事故原因の調査にあたっていますが、信号機の復旧には時間がかかる見込みで、周辺道路では深刻な渋滞が発生しています。この事故に関する最新の状況、けが人情報、交通規制、迂回ルートについて詳しくお伝えします。
事故発生の詳細状況
交通事故の現場となったのは、札幌市北区の環状通と、市道が交わる「北18西6交差点」です。この交差点は、札幌中心部と西部を結ぶ「エルムトンネル」の東側出口に位置しており、トンネルから出てきた車両と環状通を走行する車両が合流・交差する、日頃から交通量の非常に多い場所です。
事故が発生したのは、月曜日の午後という、物流トラックや営業車、一般車両が多く行き交う時間帯でした。現場の状況から、エルムトンネル方面から走行してきた車両が、何らかの理由で交差点で曲がりきれず、信号機の支柱に衝突した可能性が考えられます。事故当時の天候に関する詳しい情報はありませんが、仮に雨などで路面が濡れていた場合、スリップなどが事故の一因となった可能性も否定できません。警察が詳しい事故原因を調査中です。
この事故によるけが人の有無や程度については、現在警察及び消防が確認を進めています。情報が更新され次第、追記いたします。
目撃者証言と現場の様子
事故発生直後から、現場を通りかかったドライバーや近隣住民から、SNS上に多数の投稿が寄せられ、現場の混乱した様子がリアルタイムで伝えられました。
あるユーザーは「エルムトンネル抜けた先の、交差点で事故ですな~事故処理中ですが、交差点信号機消えているのでお気をつけて~」と、信号機が機能していない危険な状態を伝えています。また、別のユーザーは事故車両の写真を添えて「北18条西6丁目エルムトンネル出口にて、えぐい事故発生中」と投稿しており、衝突の激しさを物語っています。
現場では、フロント部分が大きく破損した乗用車が停止し、根元から折れ曲がった信号機の支柱が生々しい状況です。警察官が多数出動し、手信号による交通整理を行っていますが、信号が消灯していることに気づかず交差点に進入しようとする車両もあり、非常に危険な状態が続いています。「北18条門の近くの交差点信号つかんくなってめっちゃ混乱してる」という投稿からも、多くのドライバーが戸惑い、渋滞が悪化している状況がうかがえます。
警察による初動対応と調査の進捗
この交通事故の通報を受け、北海道警察 北警察署の警察官が直ちに現場に駆けつけ、負傷者の救護と二次被害の防止にあたりました。現在は、交通課の捜査員が中心となり、以下の点について詳しく原因調査を進めています。
- 運転操作の誤り:トンネル出口での速度超過や、ハンドル操作のミスがなかったか。
- 前方不注意・脇見運転:スマートフォンを操作するなど、運転への集中を欠いていなかったか。
- 運転手の健康状態:事故直前に意識を失うなど、運転手の体調に急変はなかったか。
- 車両の不具合:ブレーキやハンドル系統に、突発的な故障は発生しなかったか。
警察は、運転手からの事情聴取を進めるとともに、ドライブレコーダーの映像や周辺の防犯カメラの映像を解析し、客観的な証拠に基づいて事故状況の全容解明を目指しています。信号機という公共インフラを損壊させたことから、過失割合の認定も慎重に行われるものとみられます。
交通規制・渋滞状況と迂回ルート案内
この事故の最大の影響は、交差点の信号機が機能を停止していることです。これにより、環状通の南北方向、そしてエルムトンネルから出てくる東西方向のいずれの交通も滞り、深刻な渋滞を引き起こしています。
- 規制場所:札幌市北区北18条西6丁目交差点(環状通)
- 規制内容:警察官による手信号での交通整理、車線規制
- 渋滞状況:環状通(南北両方向)、下手稲通(エルムトンネル方面)で渋滞発生中
信号機の復旧作業には、破損した支柱の撤去、新たな支柱の設置、配線工事などが必要となるため、完全復旧までにはかなりの時間を要する見込みです。夜間も交通規制が続く可能性があります。
【推奨される迂回ルート】
現場周辺の通行は極力避けることをお勧めします。迂回する際は、以下のルートをご検討ください。
- 環状通を南下する場合:手前の交差点で石山通(国道230号線)側へ迂回する。
- 環状通を北上する場合:手前の交差点で創成川通側へ迂回する。
- 西区方面から中心部へ向かう場合:エルムトンネルではなく、他の東西を結ぶ主要道路(北5条手稲通など)を利用する。
ただし、これらの迂回ルートも交通量が通常より増加しているため、時間に十分な余裕を持って行動してください。
過去の類似事故と比較
札幌市内では、交通量の多い交差点での衝突事故が頻繁に発生しています。特に、2025年5月には清田区の羊ケ丘通でプリウスと軽自動車が衝突する事故があり、幹線道路での事故の危険性が改めて浮き彫りになりました。また、信号機や標識など道路施設への衝突事故は、物損被害が大きくなるだけでなく、今回のように交通インフラを麻痺させ、広範囲にわたる深刻な渋滞を引き起こす原因となります。トンネルの出口やカーブの先など、視界が急に開ける場所では、速度の出し過ぎや状況判断の遅れが事故に直結しやすく、特に注意が必要です。
交通安全への注意喚起
今回の事故現場のように、信号が機能していない交差点を通過する際は、特別な注意が求められます。ドライバーは以下の点を必ず守ってください。
- 警察官の指示に従う:手信号が行われている場合は、その指示が最優先です。
- 必ず徐行する:交差点に進入する際は、いつでも停止できる速度まで十分に減速してください。
- 左右の安全確認を徹底する:他の方向から来る車両や歩行者、自転車がいないか、自分の目でしっかりと確認しましょう。
- 譲り合いの精神を持つ:お互いに譲り合い、スムーズな通行を心がけることが、混乱の中での事故を防ぎます。
トンネル内は一定の速度で走行しがちですが、出口の先には交差点や渋滞が待ち構えている可能性があります。トンネルを出る前から速度を落とすなど、常に先の状況を予測した運転をすることが、こうした事故を防ぐために重要です。
まとめと今後の続報について
本記事では、2025年6月16日に札幌市北区の環状通「北18西6交差点」で発生した、乗用車と信号機の衝突事故について速報をお伝えしました。この事故により、現場の信号機が停電し、交通に大きな混乱と渋滞が生じています。警察による事故原因の調査と並行し、信号機の復旧作業が進められますが、正常な交通状況に戻るまでにはまだ時間がかかるとみられます。
運転手のけが人の状況や、警察発表による詳しい事故原因など、新たな情報が入り次第、この記事で随時更新してまいります。現場周辺を通行される予定の方は、引き続きラジオやインターネットで最新の交通情報を確認し、安全なルートを選択してください。
関連記事
- 首都高川口線でトラック横転事故、上り川口PA付近で大渋滞発生(2025年6月11日)
- 【交通事故ニュース】京滋バイパス宇治東IC付近で玉突き事故、複数台が絡む大渋滞発生(2025年6月10日)
- 交通事故速報:国道2号 岡山市南区 妹尾西交差点付近で複数台の車が衝突、渋滞発生、2025年5月15日
- 交通事故速報:関越道 東松山IC付近でトラックと車の事故、渋滞発生、2025年5月13日
- 交通事故速報:静岡市清水区平川地で車の横転事故、渋滞発生、2025年5月12日
- 交通事故速報:札幌市清田区羊ケ丘通でプリウスと軽自動車が衝突、ロピア前で事故発生、2025年5月9日
- 交通事故速報:箱根新道で車が横転事故、霧の影響か – 神奈川県箱根町、2025年5月10日
- 交通事故速報:北陸道上り線で故障車による渋滞発生、新潟県三条燕IC付近、2025年5月11日
- 交通事故速報:国道2号でトラック横転事故、通行止め続く – 兵庫県加古川市、2025年5月6日
- 交通事故速報:長崎道 金立SA付近でバスと複数台の車が衝突、渋滞発生、2025年5月4日
- 東京都千代田区、中央通り沿い万世橋付近で大型トレーラーが高架に接触する交通事故が発生 一時規制、2025年4月28日
- 2025年5月1日、石巻市金華山沖漁船転覆事故:救助の全貌と安全対策の教訓
コメント