関越自動車道下り線で早朝に多重事故発生 鶴ヶ島JCT〜鶴ヶ島IC間で大規模渋滞
事故発生の経緯と現場状況
2024年2月1日(土)早朝5時01分頃、関越自動車道下り線の鶴ヶ島ジャンクション(JCT)から鶴ヶ島インターチェンジ(IC)間において、複数台の車両が絡む玉突き事故が発生しました。現場は埼玉県鶴ヶ島市に位置する30kmポスト付近の追い越し車線で、少なくとも4台以上の車両が衝突した模様です。最初の事故発生から46分後にはXユーザーmotoki氏(@mtk43i)が「関越渋滞してる…」と早期の渋滞発生を報告しています。
交通網への影響範囲
事故発生後、現場周辺では通行止め措置が講じられ、下り線の渋滞が急激に拡大しました。午前5時30分時点で安慈氏(@Q3jXZbsXZuXSm2d)が投稿した写真には停止した車列と複数の衝突車両が確認でき、スムーズな車線確保が困難な状況が伝えられています。追い越し車線と走行車線の両方で事故処理が行われたため、東松山ICから川越ICにかけて最大10kmに及ぶ渋滞が発生しました。
SNSで明らかになった事故詳細
複数のXユーザーが異なる角度から事故状況を報告しています。やんまぁ氏(@yanmer009)によると「車2台?3台?」の衝突後、さらに後続車両が巻き込まれた可能性が示唆されています。kentasonic氏(@kentasonic)の投稿には横転車両は確認されないものの、前後が大きく破損した乗用車の画像が含まれ、衝突の激しさを物語っています。なお氏(@nao_1230_)は「玉突き事故えぐい」と表現し、複数車両が連鎖的に衝突した状況を指摘しました。
過去の事故多発地点としての課題
SKI TAM氏(@ski_tam)が「鬼門…」と指摘したように、鶴ヶ島JCT周辺はカーブと勾配変化が組み合わさった危険箇所として知られています。国土交通省のデータによると、過去3年間で同区間では月平均1.5件の事故が発生しており、今回の事故を受けてNEXCO東日本は「速度抑制型LED照明の増設」や「路面表示の刷新」を検討する意向を明らかにしました。
緊急対応と今後の対策
埼玉県警高速隊は事故発生後、緊急路肩開放で救急車両を誘導し、5時45分までに全負傷者の搬送を完了させました。現在、専門の事故調査班がドライブレコーダー映像の解析を進めており、朝霧による視界不良が事故要因の一つではないかとみています。関越道管理事務所は午前6時現在も「下り線1車線規制」を継続しており、完全復旧には午前9時頃までかかる見込みです。
ドライバーへの注意喚起
日本自動車連盟(JAF)関東支部は「冬季の早朝時間帯は路面温度と気温の差による霧発生リスクが高まる」として、ヘッドライトの早め点灯と車間距離2倍保持を呼びかけています。特に追越車線を走行する際は、前走車のブレーキランプに敏感に反応するよう注意を促しています。リアルタイム交通情報はNEXCO東日本公式アプリで随時更新されています。
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